大阪市立東洋陶磁美術館の「いまこそ聞きたい」シリーズは、観覧している時に人には聞きづらい初歩的な疑問を中心に、学芸員がわかりやすくご案内する講座です。
第5回は「美術館・博物館でコレクションと呼ばれる作品群」をテーマにお届けします。今回の展覧会は「MOCOコレクション オムニバス」というタイトルで、大阪市立東洋陶磁美術館の所蔵品【MOCOコレクション】の中から、さまざまなご寄贈者が収集した作品群に焦点を当てて、それらをそれぞれ一部屋に集めた展覧会構成をしております。
辞書などで「コレクション collection」をひくと、3つくらいに大別されますが、美術館や博物館では「美術品・書籍・同様な種類やテーマの文化財などについて、同一の個人や団他・集団が一定の数量を収集した作品群や資料類」を指して言うことが多いです。例えば、当館でも「MOCOコレクション」のように、大阪市立東洋陶磁美術館の所蔵品総体を指す場合もありますが、通常は所蔵品総体の内、同一者による寄贈作品群や譲渡作品群に対して、特別に命名する使い方が一般的であるといえます。ただし、各館での使用方法には共通の決まりはありませんが、一定の数量的なボリュームがあって、それぞれの館の展示や収集の中心的な作品群であることが多いという傾向を見ることができます。そうしたコレクションの内容や楽しみ方についてお話しいたします。
・聴講には別途当日の特別展入館チケットが必要です。
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