概要 特別展「中国陶磁・至宝の競艶―上海博物館×大阪市立東洋陶磁美術館」の同時開催の特別展示として、新収蔵の清・乾隆帝(けんりゅうてい)筆《松霞室(しょうかしつ)》を期間限定で展示している(10月19日〜12月27日)。本作品は、清朝の夏の離宮である「避暑山荘」(河北省承徳)のなかの書斎「松霞室」を題材にした乾隆帝の御製詩「松霞室」(乾隆41年(1776))を乾隆帝が書写した横軸の書である。本講座では、この作品の来歴や見どころなどについて紹介する。展覧会の詳細はこちらからご確認ください。