展覧会でやきものを見て「形や色はどうやって作られたのだろう?」「何に使ったのだろう?」と思ったことはありませんか。「いまこそ聞きたい」シリーズは、そんな素朴な疑問に応える講座です。やきものに詳しくなくても、その魅力を存分に感じられるよう、学芸員がわかりやすくご案内します。
第6回は「俑ってなに?」です。
「俑(よう)」とは、墓に副葬するための「明器(めいき)」のうち、人や動物、建物、乗り物などを象ったものを指します。素材は木・土器・金属・玉石などがあり、特に陶製のものを「陶俑(とうよう)」と呼びます。
古代中国では、死後も生前と同じ暮らしが続くと考えられていました。そのため俑は、墓の中に生前の生活を再現するミニチュア模型として、また、亡き人が死後の世界でも不自由なく過ごせるようにとの願いを込めて埋葬されました。従って俑は、当時の様々な文化を知るための手がかりとなります。本講座では、俑の歴史と魅力を特別展で展示中の作品を交えてご紹介します。
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