展覧会でやきものを見て「形や色はどうやって作られたのだろう?」「何に使ったのだろう?」と思ったことはありませんか。「いまこそ聞きたい」シリーズは、そんな素朴な疑問に応える講座です。やきものに詳しくなくても、その魅力を存分に感じられるよう、学芸員がわかりやすくご案内します。
17世紀初頭、現在の佐賀県有田一帯において、日本で初めて磁器が焼かれるようになりました。これらの磁器は、積み出し港の名にちなんで「伊万里焼」と呼ばれました。伊万里焼は日本国内にとどまらず、やがて東南アジアやヨーロッパへも輸出され、高い評価を受けました。江戸時代の伊万里焼は、一般に「古伊万里」とも呼ばれています。
本講座では、今回展示されているヨーロッパ輸出用の古伊万里を中心に、その特徴や魅力をご紹介します。